▼ポエトリー

【朗読詩】明日の知らない私のセーブポイント

冷蔵庫を私のセーブポイントにした。夜中の三時の事だ。繰り返しその夜を過ごしてから気づくんだ。どんな夜も、どんな平凡も、どんな私も、同じ私なんて一秒も存在してなかったんだって。冷蔵庫を開ける。レモンサワーを取り出す。私の物語がはじまる。「あなたの言葉って、なんだか」そう言って私の言...