blog【新作のことをぬるぬる書く】
■おひさ!
皆様お久しぶりです、にょすけです。
いやーblogを書くのはかなり久しぶりな気がします。
皆さん、ボイコネが終わってからいかがですか?
劇、やれてます?
僕はStandFMでちょこっとやったくらいで
全然やってません。
でも、シナリオはね!
またちょっとずつアップし始めました。
まずは、【ビードレイクの領域】の移行。
すっかり遅くなってしまってごめんなさいの気持ちでした。
そして、久々の合作の【VISION】
これ、ネタ的にはビードレイクを書いた時からずっと温めてました。
元となっている【Visit】がマルチバースという考え方を用いているので
そこに当て嵌めた時、こういう展開だったら面白いよなぁという、完全に僕の癖でした。
ただ、マルチバースってストーリーラインが複雑になってしまうから
追う人からしたら「???」ってなりやすいよね。
▼マルチバースの説明はここ
スパイダーマンとか、タイムリープものとか
マルチバースを展開してる話がすきで
それを自分でもやりたい!!ってはじめたものなので
「なんかそういうノリなんだな!」って生暖かく見て貰えたら嬉しいです。
■かぬれさんとの合作たのしかた
合作手伝ってくれた「かぬれ」さんは
新ボイコネでよくデイリーランキングに掲載されてた努力のひと。
にょすけ主催の「のべるぶ」のメンバーでもあり、合作の時は新たな一面とかも見れて楽しかった。
合作ってやっぱりいいよね。
僕らみたいなアマチュアライターは
こういう合作とかで楽しみながら
コミュニケーションとるの、最高の遊びだと思うんだよなあ。
▼かぬれさんとの合作はこちら
■旧ボイコネの忘れ形見
次にアップしたのは、【誰だよ全部復唱しろっていったの】でした。
これは、ゆえさんと話しててノリ出できたやつ。
ゆえさんの枠を聞きながら、ほんとにノリで書いたやつ。
とにかく部下役が忙しいコメディなので
ひいひい言いながらやってもらえたらいいな。
で、もう1つが
【ドラゴン・テイル】
▼これ
いやもう、旧ボイコネの時に書いてってお願いされてたのにずっと完成できてなくて
そのまま新コネになって止まってしまったやつ。
逆に今、ボイコネが無くなったことで
人数や文字数を気にしなくてよくなったから書けたってのもあるのかも。
実況とか、少年主人公とかの癖が詰まってます。
■そして漸く
やっと完成した、メイヴ達の物語の最新作。
ガムボールマシン・ラプソディ
今までのgreen bootsとバルトロマイを読んで貰ってたら
「あらこれは」と思えるようなセリフかチラホラあると思います。
なぜ、ウィンストンの背中を押すのがメイヴではないのか、とか
それぞれの変わってく関係生とか気持ちとかが
うまくかけてたらいいなあ。
どの作品も久々に楽しく書けました。
やっぱり書くのは楽しいよね。
くー!たのしかったなあ!
■ガムボールマシン・ラプソディ
関連付けわしてないですが、
「メイヴ・ハーティ」というシリーズ。
green boots
バルトロマイ
ガムボールマシン・ラプソディ
の現在3つのお話の事について、
たまに質問頂く事とか
今回の新作で示唆した事とかを
作者的にはこうだよってのを書いて行こうと思います。
クロードってなんで女性なの?
これよく聞かれます。
クロードっていう名前は、とある国だと女性にも男性にもつける名前なんです。
で、何故女性なのか?それは今回のガムボールマシン・ラプソディで少し示唆されます。
作中、とあるシーンでメイヴがこう言います。
「鍵はいつものところに置いておいてくれ」と。
そしてウィンストンが言うのです。
「ほら、僕達前はルームシェアしてたろう?」と。
そう、グリーンブーツでメイヴとウィンストンはルームシェアをしていましたが
このガムボールマシン・ラプソディの時間軸ではそのルームシェアが解消されています。
クロードが押しかけ女房になってるんです、実は。
チャイを入れる話になった時も、何も迷わずにすっとチャイを作り始めます。
そして「メイヴの方が、チャイを作るのが上手い」こともクロードは知っている。
憧憬は、やがて恋心になり
クロードはメイヴを支えたいと思うようになりました。
メイヴに憧れてしまっているクロードは、
メイヴとは対等ではないと言うコンプレックスを実は抱えています。
でも、バルトロマイでメイヴの熱さを感じ、
そして、対等であるメイヴとウィンストンの関係を見て
自分の立ち位置はここだ、とメイヴの恋人として彼をサポートしています。
だから、クロードは女性である必要がありました。
でもこれは、裏のお話であって
クロードが男性でもいいのです。
ただただ、座長である憧れのメイヴを支える為に押しかけ男房をしているクロード。
あ、これBLでもいけるやん。
と、なるべく皆さんが感じた事を感じたままに演技できるように
そのあたりを出しすぎないように書いてます。
その為、全然男性でもいいし
女性でもいい、そんなキャラにしたかったので
クロードという男女共有の名前であり
口調もそこに合わせたものにしています。
クロードのセリフの言い方ひとつで
ウィンストンの反省の色が変わるのでそこを楽しんで貰えると嬉しいですね。
脚本「グリーンブーツ」とは
ウィンストンの最後のセリフで、
クロードが急遽「グリーンブーツ」という台本を書いたことが知らされます。
そう、メイヴ・ハーティシリーズをご存知の皆さんならわかりますよね。
拙作「green boots」のことです。
あの出来事は、実際にメイヴとウィンストンの間で起きたことです。
ですが、それをクロードが書き上げた事により
この物語は「一周」するというタイトル伏線回収なのです。
恐らくこの公演では、メイヴ役をメイヴが
ウィンストン役をクロードが務めたことでしょう。
いずれもしかしたら、「バルトロマイ」という脚本も書くのかもしれませんね。
いや、でもきっとクロードは書かないのでしょう。
だって、あの時のあのメイヴからの叱咤激励は
クロードにとって宝物なのだから。
メイヴを独り占めしたいクロードは、きっと書きませんね。
さて、メイヴ・ハーティシリーズですが
なんかタイトル回収をした兼ね合いで
最終回みたいな匂い醸し出してますが
まだ終わりません。
次に書きたい話も決まってますが、それはまた別のblogで。
■宣伝
今書いてるシナリオのひとつ。
絵でわかる人はわかってくれー!
モンストロ、スレッジハンマー
(実際には、ツミキの国とフウドタウンも繋がりあり)
のシリーズである
「ダウナーホール」の新作です。
今完成してる冒頭シーンだけ先にお披露目。
「慈しみ」:その前からも、その後からも。「慈しみ」:夜を越える度、私以外も、それ以外も。
「慈しみ」:どうしてその名前を冠したのか?だなんて。
「慈しみ」:等しく、「獣」はすべて。
「慈しみ」:愛に飢えていたことなんて、わかっていたのに。
調律師:さあさ、皆様。
調律師:今宵はひとつ、お耳を拝借。
調律師:ダウナーホールじゃ見当たらない、
調律師:ここじゃないなら必要ない。
調律師:誰もが喉から手が出るほどに
調律師:欲しくて欲しくて堪らない。
調律師:七つに割いては袋に詰めて、
調律師:転んで仕舞って這い回る。
調律師:「人の子」「甘美の」「ゆめものがたり」
調律師:我が自慢の!「人の子オークション」!
調律師:開廷!開廷ぃー!
江売:……きたないやつら。
キロバステン:なんか言ったか?人の子
江売:ヨダレまみれで、ギラついた目
キロバステン:それがどうした?
江売:けがらわしい。
キロバステン:はっ!いいね、そういう気概のあるやつ、嫌いじゃない
江売:勝手に攫って、勝手に売りつけて、その後どうするつもり。
キロバステン:そんなの決まってるだろ?
キロバステン:俺たちゃモンストロだ。
キロバステン:食べるんだよ。
江売:……気色悪い。
キロバステン:お前も食べられるんだよ。
江売:私は食べられない。
キロバステン:おお、おお、強気だねえ。
江売:絶対、食べられない。
キロバステン:そうやってな、強気なやつがよお。
キロバステン:最後の最後にさ。
キロバステン:くく、言うんだよ、泣きそうな顔して。
キロバステン:助けてください、ってな。
江売:……。
キロバステン:どうか出してください、ああ、どうか、一生のお願いですから。
江売:しない、そんなこと。
キロバステン:ああ!どうしてこんな!こんなことってないよ!だれか!だれかあ!!!
江売:言わない。
キロバステン:言うんだよお!!!!
キロバステン:どの人の子も、言うんだよ、そうやって、最後の、本当の最後の最後に、助けてくれって、無責任に、命乞いしやがるんだ!
江売:しない。
キロバステン:するよ、お前も絶対する。
キロバステン:この檻から出してくれたらなんでも、なんでもします、だから、だからぁ!って!
キロバステン:あんなに反抗的な、親の仇みたいに俺を見つめてた瞳がよぉ。
キロバステン:濁ってくんだよ、じゅんわりと、ぐっぞりと。
江売:……。
キロバステン:俺はさぁ、それをさぁ。
キロバステン:じんぼりと、見てるのが、だぁいすきなんだよなぁ、ふへ、ふへへ。
江売:……絶対、しない。
キロバステン:するよ、お前もする、絶対にな。
江売:しない。
キロバステン:楽しみだなあ、なあ、楽しみだなぁ。
「パイドパイパー」という名前になります。
おたのしみに!
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