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螺巻き物語の螺を巻くな②(0:1:1)

アビゲイル:女性
璃猫:性別不問
※当シナリオは、ライターサーバー「のべるぶ」内 ノベルニア企画にて作成されたものです。
璃猫:それは許されない。
アビゲイル:……むー。
璃猫:許されると思っていることが、許されない。
アビゲイル:でも……。
璃猫:でもじゃない。アビィは私を信じてない。
アビゲイル:そんなことない。
璃猫:ある。そんな事があるからそういう事を言う。
アビゲイル:だって……。
璃猫:だってじゃない。
アビゲイル:だって!あんた!右腕無くなっちゃったじゃない!!
璃猫:何も問題ない。
アビゲイル:あるでしょ!どう考えてもある!
璃猫:ハンデにもならない。
アビゲイル:なるって!!!よく考えなさいよ!
璃猫:状況を整理しろと?
アビゲイル:そっ、そういう意味じゃあないけども!
璃猫:今私たちはアデムの大穴にいる。
アビゲイル:それはそう。
璃猫:大穴の奥に到達。
アビゲイル:その通り。
璃猫:璃猫の右腕が飛び、今小屋にいる。
アビゲイル:間を飛ばさないでよ!!!
璃猫:アビィは案外細かい。
アビゲイル:一番大事なとこでしょ!あんた、ドラゴンに食いちぎられたのよ!?腕を!
璃猫:問題ないと言っている。
アビゲイル:問題ないわけがないでしょ!
璃猫:問題ない。腕が一本でもあれば、殴ることは出来アビィ。
アビゲイル:そういう事じゃ……
璃猫:あ、でも一つ困った。
アビゲイル:……なに……?
璃猫:アビィと子を成す時に不便かもしれない。
アビゲイル:成さない!!!
璃猫:??
璃猫:なぜだィは璃猫とエンゲーコンするはず。
アビゲイル:うっ……
ずしり、ずしり、と巨大な足音が近づく。
アビゲ
璃猫:アビィは下がっていて。ここからは璃猫ひとりでいい。あん
アビゲイル:…………だめ。
璃猫:早く。
アビゲイル:だめ
アビゲイル:……死んじゃうよ、いくらあんたが強くても。
アビゲイル:暗き者をなんびゃくとなぎ倒せても。
アビゲイル:ドラゴンだよ。
アビゲイル:あんなに大きな。
璃猫:……。
アビゲイル:……私とあんたの関係は、雇い主と用心棒だけど。
アビゲイル:でも、私のわがままで、あんたを死なせるわけにはいかないもん。
アビゲイル:……安心してよ、「ゴルドーを疑われる」なんて言わない、からさ。璃猫。
璃猫:ゴルドー……。
アビゲイル:そっちの国では言わない、か。
アビゲイル:いいんだ。よくやってくれたよ。
アビゲイル:あんたは逃げて、私があいつを惹き付けるから。
璃猫:……なぜ、ゴルドーなんだ?アビィ。
アビゲイル:……え?
璃猫:ゴルドーは、勇敢で、頼もしい男だった。
璃猫:璃猫も、彼のように、護るべきものを護る。
アビゲイル:あんた、何言って……
璃猫:惚れた女を護る為なら、璃猫は生命なんて惜しくない。
アビゲイル:え、ねえ、ちょっと……っ
璃猫:「攻殻展開(マギナアリス)」
璃猫の身体が蒸気を発していく。
カリカリと、何かが駆動する音が聞こえて
璃猫:アビィ、アビィの探す「機械仕掛けの穹燕(スパーナ・スパナチュラ)」の一つは、璃猫の胸の中にある。
アビゲイル:えっ、えっ、ちょ、ちょっとまってよ、ねえ!!!
璃猫:生きろ、アビゲイル。
璃猫:璃猫は、君とともに在る。
そう言うと、璃猫は背部の蒸気機構から大量の煙を出し、小屋の外にいるであろう孤高の赤竜に飛び込んでいく。
アビゲイル:……あんた、「ねじ付き」だったの……?ねえ……璃猫。

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