KUKKORO(0:2:0)
疾風(はやて)のミザレイ:クリスタ聖騎士団 団長 エルフ Aマイナス
紅蓮(ぐれん)のローレライ:ミハイル帝国 団長 巨乳 アジフライ
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: 「KUKKORO(くっころ)」
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疾風(はやて)のミザレイ:……クリスタ聖騎士団、団長。
疾風(はやて)のミザレイ:疾風(はやて)のミザレイ、一生の不覚……。
疾風(はやて)のミザレイ:まさか、こんな野蛮なゴブリン共に捕まってしまうとは。
疾風(はやて)のミザレイ:おそらく私はこの後、身ぐるみをはがされ、児戯(じぎ)の玩具(がんぐ)のように弄ばれ(もてあそばれ)
疾風(はやて)のミザレイ:辱め(はずかしめ)を受けながら、奴らの子を身ごもり
疾風(はやて)のミザレイ:苗床(なえどこ)として一生を過ごすことになるのだ。
疾風(はやて)のミザレイ:くっ……殺せ!!!そんな事になるくらいなら、この疾風のミザレイ。
疾風(はやて)のミザレイ:純潔のまま、命を絶つ!!さあ、殺せ!!
紅蓮(ぐれん)のローレライ:待ちなさい!!!
疾風(はやて)のミザレイ:えっ
疾風(はやて)のミザレイ:だ、だれだ!誰かそこにいるのか!
紅蓮(ぐれん)のローレライ:わたしは、ミハイル帝国の聖騎士、ローレライ。
疾風(はやて)のミザレイ:なっ、まさか「紅蓮のローレライ」か。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:そうだ。隣の牢獄で、三日前から捕らわれている。
疾風(はやて)のミザレイ:み、三日前だと……。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:そうだ。
疾風(はやて)のミザレイ:そんな、それではもう、ミハイル帝国は……
紅蓮(ぐれん)のローレライ:……ああ、恐らく……もうだめだろう。
疾風(はやて)のミザレイ:くっ……なんて事だ。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:そうだ、だから……
疾風(はやて)のミザレイ:だから……?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:「くっころ」は私のセリフだ。
疾風(はやて)のミザレイ:え?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:「くっころ」は私のセリフだ。
疾風(はやて)のミザレイ:いや、二回言わなくてもいい。「くっころ」とはなんだ。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:今、お主が言っておったではないか。
疾風(はやて)のミザレイ:私が?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:「くっ……殺せ!!!そんな事になるくらいなら、この疾風のミザレイ。」
疾風(はやて)のミザレイ:あ、ああ。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:ゴブリンの苗床になったり、オークの苗床になったりするくらいなら
紅蓮(ぐれん)のローレライ:いっそのこと殺せ!そういう気持ちを表すために聖騎士がいうのが「くっころ」だ。
疾風(はやて)のミザレイ:「くっ、殺せ」の略ということか。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:そうだ。
疾風(はやて)のミザレイ:そ、それがどう、私のセリフだー、につながるんだ?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:私のほうが先に捕虜となっているのだぞ
疾風(はやて)のミザレイ:それは、そうだな
紅蓮(ぐれん)のローレライ:と、いうことはだ。私のほうが先に苗床になるだろう。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:私が先にこの鎧をはぎ取られ、この純潔な身体をなめるようになぶられて
紅蓮(ぐれん)のローレライ:いや、もしかしたら物理的になめなめされたりとか、なんかぬるんぬるんとか
紅蓮(ぐれん)のローレライ:耐えられない!!耐えられないだろう!そんなの!!!
紅蓮(ぐれん)のローレライ:くっ……殺せ!!!いっそ殺してくれ!!!!
紅蓮(ぐれん)のローレライ:もう祖国もないだろう、私には帰る場所もない。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:こんなところで慰み者(なぐさみもの)になるくらいなら
紅蓮(ぐれん)のローレライ:いっそ殺せ!!!
疾風(はやて)のミザレイ:いや、まてまてまて。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:なんだ。
疾風(はやて)のミザレイ:どっちが先とか関係ないから。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:関係ないってなんだ。
疾風(はやて)のミザレイ:いや、関係ないでしょう、そんなの。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:順番を守れ!私のほうが先に「くっころ」するんだ。
疾風(はやて)のミザレイ:まてまてまてまて。え?まてまて。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:え?なに。なによ。私のほうが先に「くっころ」待ってたから。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:三日も捕まってずっと待ってたから。「くっころ」待ってたから。
疾風(はやて)のミザレイ:え?え?いや、待たなきゃいいじゃん。そんなの。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:いや、待つでしょ。
疾風(はやて)のミザレイ:なんでよ。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:捕まった初日からいきなり「くっころ」なんてしたら
紅蓮(ぐれん)のローレライ:なんかそういうので頭いっぱいみたいでいやじゃん。
疾風(はやて)のミザレイ:捕まって5分で「くっころ」した私の前でそれ言う?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:そういうことで頭いっぱいみたいな、そんな感じに見られたらいやじゃん。
疾風(はやて)のミザレイ:二回言った。あー、二回言った。二回もいうことなくない?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:いや、だって、ねえ。
疾風(はやて)のミザレイ:あ、あー、あ。え?え?あ、そーいう?そういうかんじ?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:いや、ほら、さ。まあ、仕方ないよ、だって、ねえ?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:聖騎士はさ、出会いないもん。溜まるよね。
疾風(はやて)のミザレイ:「溜まるよね?」じゃねーわ、え、なに?え?ちょっと見下されてる?私?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:いやそんなことはないけど
疾風(はやて)のミザレイ:あるよね?え?あるでしょ?あったよね?悪意あったよね?え?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:いや、ないよ?ないない。悪意なんてない、やだなーもう。
疾風(はやて)のミザレイ:いや、マウントとったでしょ?絶対マウントとった。
疾風(はやて)のミザレイ:「え?なに?あー、この子速攻堕ちてるんだー?やば節操なーい。私、三日も我慢したのに」って
疾風(はやて)のミザレイ:思ったでしょ。絶対。絶対思ったでしょ。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:いや、ね、それはさ。
疾風(はやて)のミザレイ:はー!!はー!!!でたでたでた。でたわ。
疾風(はやて)のミザレイ:ないわー。ない。ないわー。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:ま、じゃあ、そういうことで、お先に「くっころ」失礼しますね。
疾風(はやて)のミザレイ:まてよ。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:なんですか?
疾風(はやて)のミザレイ:エルフだから。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:え?
疾風(はやて)のミザレイ:私、「エルフ」だから。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:は?え?
疾風(はやて)のミザレイ:超高貴な存在の「あのエルフ」だから。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:は?なにそれ
疾風(はやて)のミザレイ:絶対私のほうがかわいいから
紅蓮(ぐれん)のローレライ:は?
疾風(はやて)のミザレイ:エルフよ?だって。不細工なエルフとか見たことある?ないでしょ
疾風(はやて)のミザレイ:だってエルフ全部かわいいから、麗しいから。くっそ麗しいから。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:いや、え、いやいやいやいや。何いってんの?は?え?
疾風(はやて)のミザレイ:あんたエルフ?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:違うけど…。
疾風(はやて)のミザレイ:じゃあ、私のほうが絶対かわいいから。麗しいから。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:は?
疾風(はやて)のミザレイ:っしゃ、おら。っしゃ。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:いや、いやいやいや、何?ねえ、何?それ、え?ちょっとまって。
疾風(はやて)のミザレイ:ごめんね?ほんと、あーごめんね?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:いや、え?ちょっとまって。顔面マウントしてきてる?それ、ねえ。
疾風(はやて)のミザレイ:いや?いやいやいや?ぜーんぜん?マウント?何それこわーい
紅蓮(ぐれん)のローレライ:え?は?え?あれ?なになに?なに?この感情
疾風(はやて)のミザレイ:でもごめんね?多分ほら、やっぱさ、種付けするならさ、麗しいほうにしたいじゃない?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:あ?
疾風(はやて)のミザレイ:だからさ、ごめんごめん、多分私のほうが先に選ばれちゃうからさ。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:は?なに?これ。今まで感じたことない感情芽生えてる。は?え?は?
疾風(はやて)のミザレイ:お先に、「くっころ」いただきますね?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:まてや、まてまてまてまて。おい、まて。
疾風(はやて)のミザレイ:ああ!!!ゴブリンめ!!!!私を辱めるつもりなら……「くっ……ころせ!!」
紅蓮(ぐれん)のローレライ:(「くっっころ」に被せるように)言わせねええええええよ。
疾風(はやて)のミザレイ:邪魔しないでいただけます?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:胸でかいから。
疾風(はやて)のミザレイ:は?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:しかも安産型だし。
疾風(はやて)のミザレイ:は????
紅蓮(ぐれん)のローレライ:私、胸大きすぎて甲冑着れないんですよ。
疾風(はやて)のミザレイ:は?なに?え?胸マウント?でた。でたわ。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:ごめんねえ、はー、今も肩こっちゃったなあ。あー。
疾風(はやて)のミザレイ:は?え?うざ。え?なに?それ、自慢?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:ううん、自慢とかじゃないのよぉ。ほんっとつらいの。あー、困っちゃうなー。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:胸が大きくてもさ、ほんっといいことなんて無いのよ。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:足元も見えないしね?ちょっと靴履くのも大変なのよぉ。はあ、肩いたーい。
疾風(はやて)のミザレイ:うっざ!え?うっっっっっっっざ?え?あれ?なに?え?殺意。殺意だわこれ。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:いいことないけどさ、胸が!どんだけ!大きくても!?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:でもさー、ほら、やっぱり、男の人ってさ。好きじゃない?大きい方が。
疾風(はやて)のミザレイ:はぁーーーーーーあーーーーーーー?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:だから、ごめんね?多分、私最初に、選ばれちゃう……カナっ?
疾風(はやて)のミザレイ:え?ばかにしてる?ばかにしてるでしょ?
疾風(はやて)のミザレイ:ていうか、あれじゃん、見えないし、こっちから見えないし。
疾風(はやて)のミザレイ:ウソついてるっしょ、そんなの。絶対。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:まあ、別に?ウソだと思うならそれでもいいですけどね。
疾風(はやて)のミザレイ:いくつよ?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:え?
疾風(はやて)のミザレイ:どんだけの大きさなのよ。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:まあ、ほんのGはあるかな?
疾風(はやて)のミザレイ:ぐっ……。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:あ、エルフさんって、あ、そうよね?ごめんなさい、気づかなくて。
疾風(はやて)のミザレイ:やめろ
紅蓮(ぐれん)のローレライ:ごめんなさいね?スレンダーな方多いですもんね?
疾風(はやて)のミザレイ:やめろ、おい
紅蓮(ぐれん)のローレライ:おいくつなのかしら?ねえ、疾風(はやて)さん。おいくつなのかしら?
疾風(はやて)のミザレイ:……A
紅蓮(ぐれん)のローレライ:あら。
疾風(はやて)のミザレイ:マイナス……。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:Aマイナス?Aマイナス!?えぐれてるじゃない!えぐれてるじゃなぁい!!!
疾風(はやて)のミザレイ:く、くううううううううう
紅蓮(ぐれん)のローレライ:ないどころか、陥没してるんじゃなくって?あら、困ったわね、もう
疾風(はやて)のミザレイ:うううううううううううう
紅蓮(ぐれん)のローレライ:でも、仕方ないわよね、ほら、それも個性個性
疾風(はやて)のミザレイ:個性っていうなあああああああ!!!
紅蓮(ぐれん)のローレライ:需要あるわよ、ね、ほら
疾風(はやて)のミザレイ:憐れむなああああああああああ!!!
紅蓮(ぐれん)のローレライ:ほんっとごめんなさいね、お先に、いただくわね?「くっころ」
疾風(はやて)のミザレイ:ぐううううううううううう……
紅蓮(ぐれん)のローレライ:はあ……祖国もおそらく崩落し、私には帰る場所も守るものもない。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:こんな所で、汚らわしいゴブリンの苗床になるくらいなら……
紅蓮(ぐれん)のローレライ:「くっ………!殺せ!!!」
疾風(はやて)のミザレイ:(「くっころ」に被せるように)私のほうが声かわいい。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:は?
疾風(はやて)のミザレイ:どう考えても現時点で私のほうが声がかわいい。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:いや、だからなに?え?
疾風(はやて)のミザレイ:男っていうのは、かわいい声が好きなわけ。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:は?
疾風(はやて)のミザレイ:いや、ほんとに。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:なにそれ?
疾風(はやて)のミザレイ:え?もしかして知らないの?あ、男性と付き合ったことない?あ、ないか。ないよね。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:は?は??
疾風(はやて)のミザレイ:声フェチって多いのよ。ほら、鳥とかもさ、いい声で鳴ける鳥のほうが魅力的じゃない。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:鳥で例えないでくんない?
疾風(はやて)のミザレイ:声ってすっごく大事なのよ。気持ちがぐんっとあがるというか?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:は?いや、え?なに?え?何マウント?それ何マウント?
疾風(はやて)のミザレイ:声マウントですけど。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:はー?いや、そんな事いったら私、魚捌くのうまいんだけど。
疾風(はやて)のミザレイ:は?なにそれ
紅蓮(ぐれん)のローレライ:知ってる?男の人って、胃袋から掴めっていうのよ。
疾風(はやて)のミザレイ:は?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:魚めっちゃきれいにさばける私。あー、ほんと、ほんといい嫁なれる。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:「あら、ごぶ夫さん?お帰りなさい!今日はね、あなたの為にアジフライ作ったよ」
紅蓮(ぐれん)のローレライ:ほら、これ。間違いない。ほーら。私の勝ち。あー、選ばれちゃう。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:今年一番嫁にしたいくっころ聖騎士に選ばれちゃう。
疾風(はやて)のミザレイ:ないから。そんなのないから。
疾風(はやて)のミザレイ:そんなこと言ったら私、ホームセンターで買ってきたカラーボックス自分で組み立てられるし。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:なにその需要。
疾風(はやて)のミザレイ:いちいちごぶ夫さんに頼らなくてもいい、良妻だから私。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:いやいやいや、ないわ。それはない。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:そんな事いったら私は、汗のにおいだけでその日の体調とかわかっちゃう系女子だから。
疾風(はやて)のミザレイ:え、なにそれこわ。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:ごぶ夫さんの健康管理もできるから。ほら、選ばれちゃう、絶対。
疾風(はやて)のミザレイ:いや、選ばないよそれ。選ばないそんなの。
疾風(はやて)のミザレイ:もういい、強行突破する。「くっ!!!!!殺すなら殺せ!!!!!」
紅蓮(ぐれん)のローレライ:(「くっころ」に被せて)言わせねええええええよ!!!
紅蓮(ぐれん)のローレライ:やめろ?ほんとやめろ?そんなの私も強行突破するわ
紅蓮(ぐれん)のローレライ:「くーーーーーーー!!!殺すなら殺せぇぇぇぇ!!!!」
疾風(はやて)のミザレイ:やぁぁぁらぁぁぁせぇぇぇぇねぇぇぇぇよぉぉぉぉ!!!!!
0:ここから両者「くっころ」を交互に被せていく。ぐちゃぐちゃでよい。
疾風(はやて)のミザレイ:「くっころ!」
紅蓮(ぐれん)のローレライ:「くっころ!」
疾風(はやて)のミザレイ:「くっころ!」
紅蓮(ぐれん)のローレライ:「くっころ!」
疾風(はやて)のミザレイ:「くっころ!」
紅蓮(ぐれん)のローレライ:はー!?まじ「くっころ!」
疾風(はやて)のミザレイ:こっちのが「くっころ!」
疾風(はやて)のミザレイ:「くっころ!」
紅蓮(ぐれん)のローレライ:「くっころ!
0:ここまで「くっころ」の応戦。どれだけ長くなっても、アドリブもOK
0:ほどよい所でローレライから「ちょっとまって」を切り出す。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:ねえ!ちょっとまって!
疾風(はやて)のミザレイ:なによ!!!
紅蓮(ぐれん)のローレライ:なんか聞こえない?
疾風(はやて)のミザレイ:え?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:ほら、窓の外
疾風(はやて)のミザレイ:え?あ、ほんとだ。なんか聞こえる。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:ちょっと静かにして。
疾風(はやて)のミザレイ:なっ……
紅蓮(ぐれん)のローレライ:……え?
疾風(はやて)のミザレイ:……なんか「勝鬨(かちどき)」聞こえない?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:「我々は勝った」とか言ってる。
疾風(はやて)のミザレイ:え。
紅蓮(ぐれん)のローレライ:……制圧されたんじゃないの?ごぶ夫さん達
疾風(はやて)のミザレイ:え……
紅蓮(ぐれん)のローレライ:……え。
疾風(はやて)のミザレイ:「くっころ」は?
紅蓮(ぐれん)のローレライ:なし
疾風(はやて)のミザレイ:え
紅蓮(ぐれん)のローレライ:……。(気まずそうな反応)
疾風(はやて)のミザレイ:……。(気まずそうな反応)
紅蓮(ぐれん)のローレライ:……こんなのもう、いっそ……
疾風(はやて)のミザレイ:…ころしてくれ……。
0:赤面し、気まずそうにする二人を後目に
0:戦士たちの咆哮は、牢屋へと近づいてくる。
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