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カケヨルメソッド 【1】声劇シナリオを書く前に ②声劇ってどんなもの?

【1】声劇シナリオを書く前に
②声劇ってどんなもの?


◆①え、まだ説明のターンなの?

早速シナリオの書き方に突入する、と思ったかもしれないが実はこのカケヨルメソッド。

実に前段階の説明や情報が多い。


何故なら、シナリオを書く・物語を書く為には「いきなり書く」何てことができないからだ。

(しかし実はそれができてしまうという種類の人間もいるのだから難しい所でもあるんだけど)


物語の中に人が居て、その人と人がつながりを持って行く事がそもそも物語で…

という事は、すべての登場人物や世界観にバックボーン(背景)が存在する


と、言う事は、だ。


「声劇」と呼ばれるジャンルにも、「物語」が存在する。

ではまず我々はこの「声劇」と呼ばれるものを一旦理解する必要がある。

と、思わないか?思ってきた?思っていて欲しくて、この回の記事を作成している。


そして、その上で、この考え方もひとつ持っておいてくれると僕としては嬉しい。

声劇と呼ばれるものの走りは、おそらくアニメやボイスドラマ、ラジオドラマという類のサブカルチャーである。

そのサブカルチャーから声劇という「声だけで演じる」というニッチなカルチャーが濃縮していき

サブサブカルチャーとなった、と前回のイントロダクションでは触れているが…。


このカケヨルメソッドでお得意のちゃぶ台返しである。


そう、もはや「声劇」というジャンルのカルチャーは「実はもう、(演劇やラジオドラマなどとは)別の生き物となっている」




◆②声劇の歴史って?


さて、声劇が生まれた背景に欠かせないのは、「ラジオ放送」とそれに付随する

「声の演技」を主体としたラジオドラマという文化だ。

※ 説明事項となる為、AI検索による情報の抜粋も行っています。


 1. ラジオドラマから続く「声の演技」
  声劇の根本的なルーツは、1920年代に始まったラジオ放送にあります。
日本では1925年にNHKの前身である東京放送局がラジオドラマの研究生を公募したのが、声だけで演技を行う専門職(現在の声優)の始まりとされています。 
舞台装置や衣装を使わず、声と音だけで物語を伝える手法は、古くから大衆娯楽として定着していました。

 2. インターネット文化による「遊び」への進化 
現在使われている「声劇」という言葉や活動形態は、2000年代以降のインターネットコミュニティから自然発生的に生まれました。 

掲示板と音声チャットの融合: 
2ちゃんねる(現5ちゃんねる)などの掲示板で有志が台本を書き、それをSkype(スカイプ)などの無料通話ツールで集まったユーザーが演じ合う文化が形成されました。 

「誰でも演じられる」環境:
プロの声優だけでなく、一般のファンがアニメや声優への憧れ、あるいは自己表現の場として「声の芝居」をレクリエーションとして楽しむようになったのが大きな要因です。

プラットフォームの特化: 
2026年現在ではSkypeなどの旧来のツールに代わり、Discordや、ボイスドラマ・声劇に特化した配信アプリ(ボイコネやピカピカなど)が登場したことで、より手軽な「ユーザー参加型のエンターテインメント」として定着しました。

 まとめ:
なぜ生まれたのか 声劇は、「声だけで物語を作る」というラジオドラマの手法が、インターネットという「誰でも発信・交流できる場」と出会ったことで、プロのものであった演劇を「誰もが参加できる遊び」へと進化させた結果生まれた文化といえます。


声劇のルーツとして絶対に外せないのが、ラジオ放送とラジオドラマという文化で

そこから舞台を「放送」から「インターネット」に変えて、昨今の「声劇」というものは生まれている。


根本的に「ラジオドラマ」も「声劇」も大きく違いは無い。と言いたいところである。

声のみによる演技であり、そこには朗読と呼ばれるジャンルも付随するだろう。

声でしか情報を伝える事が出来ない為、「音声作品」のシナリオを書くにあたって

「基本的に」気を付けなければいけない点は以下の通りである。

(ここでの音声作品とは、声劇・ラジオドラマ・ボイスドラマすべての事を指す)


①動きは見えず、声から得られる情報しか無い事を理解する。

②聞き手が理解しやすい言葉を使用する。


では、具体的にどういった事を指すのかを確認してみよう。


▼ ▼ ▼ ▼


①動きは見えず、声から得られる情報しか無い事を理解する。

声からしか情報を得られない時に、気を付けなければいけないのは

そのシナリオの文章が「口語(話し言葉)」であるのか「文語(読ませる言葉)」なのかという事。

(ただしこれは、書く物語のジャンルによって条件が変わってくるため注意)


例えば

「したがって~~~~である。」

「しかしながら~~~だ。」

という文語がある。

これは、文章とては正しい表現の方法になるし、何より表示として見栄えも良い。

が、口に出して読む文章となった時にどうしても「意味が伝わりづらい」言葉となってしまう。


すごく簡単に言うと「あんまり口なじみ聞きなじみの無い言葉だと意味が伝わりにくくなる」という事だ。逆にそれが世界観を作る事もあるけれどね。例えば時代物…大正浪漫の話とか、軍物とか書く時は逆に文語のほうが雰囲気がでる。使いようである。


ちなみに、したがって~~を口語にすると「だから」等になる。

「したがって僕はトマトが好きだ」よりも「だから僕がトマトが好きだ」の方が耳だけで聞く際に聞きやすい。実際に声に出して聞いて見て欲しい。

※ ただし、朗読というジャンルはまったく別物になる!朗読の話はしないで、だって、もういっぱいいっぱいになっちゃうからね!


②聞き手が理解しやすい言葉を使用する。

あれ?①と意味は一緒じゃない?とも思う。けど、これはどちらかというともう少し進んだ話になる。

先程の①はどちらかと言えば「演じる人への配慮」だ。

演じる人が言いやすい文章構成にすることで、聞く方も自然に聞くことができるという話である。


ではこの②では何を伝えたいのか。

「聞き手は、その場面を見てるかどうかわからない」という事だ。

例えば、例えばだ。

3人のキャラクターが発生する音声作品があったとする。

キャラクターの一人は探偵、あとの二人は容疑者でしかも両方とも男性だ。

これは僕が想像するに一番最悪の場面だ。

探偵:この中に涼子さんを殺した犯人がいます。
容疑者A:そ、そんな馬鹿な
容疑者B:俺か、お前が犯人だって?
探偵:そう。事件当日アリバイが無かった、あなたが犯人だ!!
容疑者A:えっ、ええっ!?
容疑者B:そ、そんな

さあ、この最悪な場面をどうしてやろうか。これを読んでくれているあなたはすぐこの最悪な場面の何が最悪なのか?を理解したと思う。

なにせ、これだと文章としても破綻しているからだ。

そう、「あなたが犯人だ」と言われてもどちらが犯人なのかわからないのだ。

それもそのはず、容疑者Aの反応も容疑者Bの反応も、どちらとも取れない反応をしている。

でもこれが、映画やドラマ、舞台ともなればおそらく探偵は容疑者である相手に

「あなただ!」と叫びながら指を指しているだろう。

すると、誰が犯人なのか、すぐに理解ができる。容疑者Aおまえだ!!!


だが、音声作品だとそうはいかない。


この場面はあえて最大級に最悪だとしている為、文章上でも破綻しているが

これを音声の作品だと想像してみて欲しい。

おまえだ、というセリフひとつとってみても「おまえだ」の一言では理解に至るにもっと多くの言葉が必要になってしまう。


これが、聞き手に対する配慮なのだ。

例えば今の場面も探偵が「犯人は、容疑者Aあなたです!」と言って居たらそれだけで聞き手には誰が犯人だったのかがすごく分かりやすい。


ただし、かといって説明台詞と呼ばれるものを入れすぎるとそれはそれで面白くなくなる。

説明台詞についてはまた別の記事で説明する事にしよう。


▼ ▼ ▼ ▼


さあ、というのが「音声作品」で基本的に考えなければいけないことだ。

だが、我々はボイスドラマを作りたいわけではない。ラジオドラマを作りたいわけではない。

作りたかったらもちろん、挑戦してみて欲しいけど。


我々が作りたいものというのは「声劇シナリオ」なのだ。


では、「声劇」というのはどういったものなのか。それをもっと理解する必要がある。


【まとめ】

つまり、声劇は声だけの演劇じゃなく

ネットが育てた文化となっていった。



◆③昨今の声劇ってどういうもの?


声劇の歴史にも記載されていますが、元々声劇というものはスカイプやヤフーチャットなんていう

古の通話アプリで行われていた活動だったわけです。

そこには観客などはほとんど無く、基本的には「演じたい人が演じる為の活動であった」とよく古の声劇民と呼ばれる人々が語っておりました。


昨今、そういった「オープンな場所ではなく通話アプリなどを用いて行う声劇」のことを

「裏劇」と呼びます。


では「声劇」とは何を指すのか?

例えばYouTube、ニコニコ、リアリティなど「配信」と呼ばれる場所で「観客」を意識した

「配信劇」の事を「声劇」と呼ぶようになってきているわけです。


そして、それらの配信媒体を更にこえて「声劇専用アプリ」と呼ばれる配信アプリも続々と登場をしています。

最近ではボイストランドなんかが正式サービスを予定してますね。


「配信」の形式に変わって来た声劇と言う文化、今までは「〇〇さんこの劇をやりましょう」

「いついつにこの劇をしたいので集まってください」等事前に人を募集して

日時や人数をあらかじめ決めて劇を行う「約束劇」と呼ばれるものが主流でした。


しかし、声劇専用の配信アプリなどが生まれてきた兼ね合いで新しい文化が誕生します。

それが「野良劇」と呼ばれるものです。


この「野良劇」というのは言わゆる、配信を行いながらその配信に集まった人たちの中からリアルタイムで「何の劇を行うか」を決めて、簡単な前読みを行い、すぐに劇を初めてしまうスタイルです。


おそらく、このスタイルがもう現状では当たり前の文化になっていますよね。


このように、声劇のスタイルが変化をしている為

そう、もはや「声劇」というジャンルのカルチャーは「実はもう、(演劇やラジオドラマなどとは)別の生き物となっている」

という冒頭の説明が、ここで関連してくるわけです。


昨今の声劇とは、「カラオケ」のような気軽さが追加された「演劇体感エンターテイメント」の要素が強くなってきているのです。

という事は、声劇シナリオを作るにあたっての「気を付ける点」が増えるのです。


【まとめ】

だから声劇は、観る物(聴くもの)から

「体感するもの」に変わった。



◆④昨今の声劇シナリオで気を付けたほうがいい事とは?

古の声劇と、昨今の声劇の大きな違いは「野良劇」と呼ばれるスピーディでリアルタイムに人を募集し、すぐに実施できるタイプの「配信劇」となりつつあることです。


(もちろん、約束劇や裏劇が無くなったわけではなく、今でもとっても健在)

(だからこそ、野良劇にだけ注視してもいけないんだけど…)


ということは、昨今の声劇シナリオに求められる事は以下の事が増えるのです。


①前もって練習する時間が短いため、世界観に浸る事ができるようなあらすじや詳細

②ひとつの物語を完成させるより、演劇を体験して楽しみたい!台詞のバランス

③野良劇で長時間の演劇はちょっと大変…手軽に行える文章量


▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼


①前もって練習する時間が短いため、世界観に浸る事ができるようなあらすじや詳細

野良劇はトントントンっと、上演までの準備が進んでいきます。

どの劇をするかシナリオを決めて、もしくは先に人を決めてそれにあわせたシナリオを選ぶ。

誰がどの役を演じるかその場で決めて、下読みや前読みを済ませて全員が準備ができたら

いざ、本番。


ここまで5分や10分で済んでしまう人たちもいるくらい、とてもスピーディに準備が進みます。


と、言う事は。演者さんがそのシナリオを読んだ時に「この役はどんな役か」「この世界はどんな世界か」「最終的にどうなるのか」がある程度理解できる状態になっている事が望ましいわけです。


だけど、実は僕はあまり詳細やキャラクターの説明を書かない。

実はこれは意地だったりもする。だって、物語を実際に読んで、それでやりたいと決めてくれた人と

仲良くしていきたいから。ここはもう完全に美学。真似しなように。


・あらすじ

・各キャラクターのバックボーン

・世界の背景


この3つは声劇シナリオの冒頭に組み込んだり、アプリなどに投稿するのであればそのフォーマットに従って投稿することでぐーんとわかりやすさがあがる。


※また、これは余談なのだけれど

 難解な漢字は避けるか、もしくはルビを振ってあげるのがやさしさでもあり手に取りやすさでもある。


※たまにあえて、挑戦状のように難しい漢字を置く人もいるけれどね。



②ひとつの物語を完成させるより、演劇を体験して楽しみたい!台詞のバランス

何よりも、もしかするとこの項目が一番重要かもしれないとさえ僕は思っている。

なぜなら、「声劇」というのは「誰の為の物語なのか」という要素が絡んでくるからだ。


もちろんシナリオの著作権は作者にある。

何が起ころうとこれは揺るがない、僕のシナリオは僕のものだ。


しかし、ここでふと疑問が浮かぶ。


しかし、このシナリオを使うのは誰なのか?と。


僕は、これほどまでに声劇を愛しているのに、実はほとんど演技をしたい欲がない。

書いて、それを演じてもらう事に喜びを感じる、いわゆる「書く専門の声劇ライター」なのだ。

という事はなおさら矛盾が生じる、自分が演じる為ではない物語を僕は書いている事になる。

では、このシナリオは誰の為のものなのか?


著作権や所有権といった、物体的な「誰の物?」という答えは変わらず作者である僕のものである。


しかし、このシナリオは間違いなく「演者さんが楽しく遊ぶために作られている」という感覚で作成をしている。

そして、それがいわゆるユーザーユーティリティ…演者の遊びやすさというものに直結する。


そう、「どの役も均等に、見せ場があること」なのだ。

簡単に、乱暴に説明するのであれば当然の如く「台詞の量が均等である」ほうがいい。

各ストーリーの進行にも合わせながら、全キャラクターの総台詞数が同じであればあるほど

どのキャラクターを選んでも、演者は楽しめるという図式になる。


だが、どうしてもそうは上手くいかない。

(とはいえ、そのためのバランスのとり方の考え方はどは今後記事にしていこうと思う)


だから「どの役にも均等に台詞を」ではなく、「どの役にも均等に見せ場があること」が重要なのだ。

「約束劇」と呼ばれる劇は、「野良劇」と呼ばれるスタイルよりも「物語を感じたい」という要素が強い。

「野良劇」は、楽しむ事が割合として大きくなるためやはり「脇役」や「ちょい役」よりも

台詞数が多いキャラクターが好まれる事が多い。

それはそうだ、人間多くが主人公になりたいのだ。それを体感できる場なのだから、どうせ遊ぶならいっぱい演技がしたい。


かといって、ただ台詞量だけが多いとそれはそれで薄味となっていってしまう。

無理くりいれた台詞程味気ないものはないからね。


だから、必要なのは見せ場なのである。

各キャラクターに見せ場を、そう気を付けるだけで声劇シナリオとして形を大きく成せる事になる。



③野良劇で長時間の演劇はちょっと大変…手軽に行える文章量

そして、最後に大事な要素が「文章量」である。

この文章量に関しては、でも、でもね、ここに書いてはしまったけれど、でもね

あんまり今は気にしなくてもいいかもしれない。

なぜって?そこを気にするよりも、大事なのは、今、まず、シナリオを作成する事だから。


文章量のこだわりと言うのは実は「ストーリーテリング」、いわゆる「文章作成」「物語の作り方」には大きく作用してこない。


文章量の美学は、実は売り込みやマーケティング、とにかく手に取ってもらう為にというプラスアルファの部分に関わってくる。

なので、お得意のちゃぶ台返しである。

今は、文章量は気にしなくていい!


しかし、これもまた後程マーケティングや売り込みの部分での話でちゃぶ台を返す事になる。

そう、「手に取ってもらいやすいシナリオを書くなら、文章量に気を付けろ」ってね。


【まとめ】

声劇というもの自体の遊び方が変わったから、

シナリオの書きかたにも影響を与えている。


さあ、声劇の歴史や、声劇として気を付けなければいけない事がなんとなく理解できたはず。

では次からいよいよ、シナリオを書くのは?答えはノー。

まだまだ準備は必要だったりする。

簡単にどんな準備が必要かを説明しておくと、

まず僕たち声劇ライターは「どんなライターなのか?」という事を理解しておかないといけない。

どういう特性があって、どんな物語を書きたいのか。

そこを理解する事で、この後のいざシナリオを書くぞ!という部分が分かりやすくなってくる。


次に、物語とはどうやって生まれていくか?という初歩的な部分を少しだけ解剖する必要がある。


あとは、物語の種類や構成について。ちょっと難しい話にもなってくる。

でもこの準備が必要なんだ。物語を書くには、どうしてもね。



◆次回【プロッターとパンツァーって何?】








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