ハウツードランクス(0:1:6)
【配役】
◆クロード:
元・若き天才俳優。国立劇団の専属脚本家となったばかり。クロード・クリスウェル。 作中女性だが、性別は不問とする。ブドウジュース。
◆パティオ:
夢をあゆみ始めた脚本家。パティオ・アンダーソン。劇中の性別は女性ですが性別不問とする。シャンディガフ。
◆エコー:
国立劇団唯一のクラッシャー。天才ピアニスト。元幽霊?エコー・フォン・ベスティアンブラーヴェン。 サングリア。
◆メイヴ:
元・天才役者。国立劇団座長。メイヴ・ハーティ。 作中男性だが、性別は不問とする。ハイボール。
◆ウィンストン:
元・売れない画家。まだ、レストランの給仕。ウィンストン・パノマール。 作中男性だが、性別は不問とする。ランブルスコロゼ。
◆ドルチェ:
誰もだませた事のない元・ペテン詐欺師。ドルチェ・クラウン。劇中の性別は男性ですが、性別不問。廃棄酒以外ならなんでも。
◆リリアーナ:
不思議な雰囲気のあるパズフ美術館の学芸員。リリアーナ・パノマール。 女性。お化け屋敷で泣いたことがありません。サングリア。
【詳細】
ジャンル:ヒューマンドラマ・コメディ
配役:性別不問6名 女性1名
時間:約25分
すべての創作者と、すべての表現者へ。
エコー:ああーーー!ひどい!ズルいのだ!クロード・クリスウェル!それは私のポテトフライなのだー!!
クロード:うるさい、しらない、もう食べた。
パティオ:だ、だから君たち声が大きいってぇ!
リリアーナ:あははは、元気~!
ウィンストン:本当エコーとクロードは仲良くなったよねえ~
クロード:なってない!
メイヴ:ほらそこ、喧嘩するな、また注文すればいいだろ。
エコー:ほうら!クロード・クリスウェル!座長殿はなんて寛大なのだろうなあ!
クロード:まるで僕の心が狭いとでも言いたげだな?
エコー:にゃはは、その通りだ!
クロード:こ、このやろ……
リリアーナ:いいぞー!やれやれー!ふふふふ
パティオ:リリアーナさんもう大分酔っ払ってます……?
ウィンストン:リリィは弱いんだよね、お酒
リリアーナ:ウィンストンが3人いるぅ~
ウィンストン:弱いんだよね、すごく
メイヴ:ほらほら、お前ら。ちょっと一旦落ち着け。
ドルチェ:いいっすよ、別に、メイヴさん
メイヴ:良くないだろ、お前の歓迎会なんだから。
リリアーナ:ようこそ~!
パティオ:リリアーナさん多分色々早いですそれ。
エコー:にゃはは、お嬢は今日も愉快だなぁ。
クロード:乾杯します?メイヴさん
メイヴ:そうだな、さっきもしたけど、仕切り直しでもう1回するか。
ドルチェ:べ、別にいいですって!
エコー:遠慮するでない!ドルチェ・クラウン!
エコー:これもまた、通過儀礼であろう~?
パティオ:はい!今回ばかりはエコーに賛成~!
パティオ:私たち3人同期なんだし、きちんと集まった記念に何回乾杯してもいいとおもいまーす!
クロード:……ふふ、いいね、同期って。
ウィンストン:クロードは同期とか居ないの?
パティオ:あ、ウィンストンさんそれデリカシー無いですよ。
ウィンストン:え。
クロード:そういう所だよ、ウィニー。
ウィンストン:な、なんでよ!?普通の質問でしょ!?
リリアーナ:ウィンストンが5人もいる!どうしよう……
メイヴ:おい、もうリリアーナには酒飲ますなよ絶対
パティオ:了解です、座長
クロード:了解です、座長
エコー:にゃはは、お嬢~!このサングリア甘くてうまいのだ~!
パティオ:おいエコー
クロード:やめろエコー
エコー:あーん!お嬢と飲みたかったのだ~!
ドルチェ:……賑やかだなあ
ウィンストン:……こういう雰囲気は苦手?ドルチェ
ドルチェ:……いや、悪かねえっすね。
ウィンストン:ふふ、そっか。
メイヴ:リリアーナのグラス、水に変えたか?
クロード:しときました。
メイヴ:よし、では、改めて。
メイヴ:遅ればせながら、今期の新団員『ドルチェ・クラウン』に拍手!
0:一同拍手
ドルチェ:な、なんか、そんな何度も歓迎されると照れますね、これ。
パティオ:いいじゃない、私は嬉しい!
エコー:にゃはは。こうも三方向それぞれ別の尖り方をしてるのも面白い話だなあ~!
クロード:お前が言うなよ。
エコー:にゃははは!
メイヴ:今後実施予定のワークショップや企画で、適宜スカウトする人もいるかも知れないが……一旦今期のオーディションはこれで終わりだ。
クロード:……シルバ前座長がまた送り込んでくる可能性は……。
メイヴ:無いとは言いきれない!が!
メイヴ:まあ、今それを考えても仕方ないだろう。
クロード:……ま、それもそうですよね。
メイヴ:という訳で、ドルチェ、何か一言あるか?
ドルチェ:無いっす。
クロード:おい!
リリアーナ:あはははは!無いっす。の言い方好きぃ~!
ウィンストン:顔赤くなってるなあ、リリィ
リリアーナ:トマト?トマトみたい?あはははは。
メイヴ:無いなら無いで、それもまた一興だな。
メイヴ:では、グラスは持ったか?
ウィンストン:はーい
リリアーナ:持った~!
クロード:持ちました!
エコー:にゃはは~!
パティオ:なんかエコーも結構顔赤くない?
ドルチェ:……うす!
メイヴ:それでは、『乾杯』!
一同:乾杯!
エコー:んく、んく、んく、ぷはあ!
ドルチェ:……お前ちょっとペース早いな。
エコー:なにがなのだ!全然へいきなのだ!
パティオ:いやこれなんか怪しい気がするな。
クロード:これエコーが飲んでるのなに?パティオ
パティオ:え。えっと、さっきまでサングリア飲んでたけど……
リリアーナ:サングリアはぁ、私がもらったのー!ふふふふ
ウィンストン:あ!いつの間に!
エコー:おんがくかといえば!しゅなっぷす!しゅなっぷすにかぎる!
ドルチェ:どんだけ強い酒飲んでんだよお前……蒸留酒だぞ?
メイヴ:アルコール度数40度!?ばか、おまえ、しかもストレートで飲んでるじゃないか!
エコー:へへへへへへ、にゃへへへへ、ざちょうどの~、なんでふえたのだ~
クロード:あーあー……まったく、泥酔だよこれは。
ドルチェ:……水、貰ってくるっす。
パティオ:あ、ありがとう!ドルチェ!
メイヴ:あいつが主役なのになあ、まったく、エコー、飲みすぎだ。
ウィンストン:リリアーナもエコーも、一旦お酒はおやすみだよ?
リリアーナ:えー、けちー……
エコー:そおだそおだ、けちー。
ウィンストン:この2人妙に息があうのなんでなの?
ドルチェ:貰ってきました。ほら、エコー、水。
エコー:いらないのだあ!
ドルチェ:んー……困ったな。
クロード:主役を困らせるなよ!エコー!
エコー:うるさいのだ!せっかくたのんださけが、もったいなかろうなのだ!
ドルチェ:はい、じゃあ交換。俺が飲むから。
パティオ:えっ。ストレートだよ!?それ!
ドルチェ:んく、んく。ふー、ほら、エコー、飲んだよ。
エコー:…………おぬしやるなあ!
ドルチェ:水、ほら。
エコー:おみじゅ。
クロード:…………ドルチェって、なんかこういう酔っ払いの扱い、うまい?
ウィンストン:ドルチェ~……リリアーナにも水飲ませて~
リリアーナ:いや!飲みません!お水など飲んだら、このふわふわのほよほよが無くなってしまうでしょう!?ミスターウィンストン!
ウィンストン:二口くらいしか飲んでないんだけどなー……
リリアーナ:わたしの可愛い給仕ちゃん~!えへへへへ
メイヴ:なんか見たらいけないものを見てる感覚あるなこれ
ウィンストン:や、やめてよ!違うよ!家でこんな感じってわけじゃないから!
エコー:ほんとにぃ~?
リリアーナ:ほんとにぃ~?
ウィンストン:リリィがそこで混ざるのはおかしいでしょ!
クロード:……はは、もう、まったく。
パティオ:……ドルチェ、大丈夫?
ドルチェ:え、なにが?
パティオ:ごめんね、みんな楽しくなっちゃってて。
ドルチェ:普段からこんな風に、みんなで食事したり、お酒飲んだりするのか?
クロード:そう、だね。割と昔からの風習かも。
ドルチェ:そうなんだ。
メイヴ:今日はこのメンバーだけだけどな、いつもは全員でやったりするよ。
ドルチェ:ぜ、全員
クロード:もう、もっとうるさいよ、ほんと。
パティオ:まだ体験したことないなあ
ウィンストン:僕も1回お呼ばれして来たことあるけどね、ふふ、すごいよね
ドルチェ:……沢山の人間で飲んだり食べたりしたら、楽しいっすよね、やっぱり。
パティオ:……これから、いっぱいできるよ。
メイヴ:……そうだな。
ドルチェ:それは、楽しみだ。
エコー:どるちぇ~、みずもっとほしい……
ドルチェ:はいはい。
パティオ:え、エコー!主役におねだりしないでよ、いいよドルチェ、私貰ってくるから
ドルチェ:いいんだよ、それはそれで嬉しいんだから
ドルチェ:ちょっと、大きいボトルで水貰ってきます
ウィンストン:行ってらっしゃい!
リリアーナ:いってらっしゃーい!
メイヴ:……なあ、パティオ。
パティオ:はい?
メイヴ:「ワークショップ」、どうだった?
パティオ:……とても、勉強になりましたよ!
クロード:……本当に?
パティオ:……ええ、とても。
ドルチェ:はい、水。
エコー:にゃはははぁ~、ドルチェは優しいなぁもう~
クロード:……エコー、その、さ
エコー:なぁんなのだぁ~
クロード:その、頬っぺたさ、どうしたんだよ。
エコー:いわなぁい!!!ぜったいに、いわないのだあ!
ドルチェ:んあー、クロードさん、今のエコーにそれ聞くのずるいっす。
クロード:ずるいって……
メイヴ:「何も、無かったんだな」
ドルチェ:「はい、何も、無かったっす」
エコー:そうだぞお、これはぁわれらどうきさんにんぐみのぉ、ひみつなのだからぁ
パティオ:もう、それほとんど何かあったって言ってるよエコー……
メイヴ:……いいよ、お前たちが何も無かったって言うなら、何も無かったんだ。そうだろ?
クロード:……わかりました。
リリアーナ:メイヴ、座長さんみたい~
ウィンストン:座長なんだよ~、リリィ~
リリアーナ:わたしの可愛い給仕さんが6人くらいいるぅ~
エコー:にゃははは!そしたら、さんおくがろくにんで、じゅーはちおくだなあー!
ドルチェ:酔っ払っててもそういう計算できるのはすごいな
パティオ:……んくんくんくんく、ぷは!
ドルチェ:おいなんで急に一気に飲んだ?
パティオ:……メイヴさん!!!!
メイヴ:な、なんだ、どうしたパティオ。
パティオ:わたしゃ、あふ、違う、私はね!!
クロード:だ、大丈夫?パティオ
パティオ:私はぁ!!!国立劇団だいすきですから!!!
メイヴ:……そうか、良かった。
パティオ:うううう、クロードぉ!わたし負けないからねっ、あなたにぃ、絶対ぃ!まけないからぁ!
クロード:う、うん、ありが、とう?
ドルチェ:クロードさんあんまり酔ってないですね。
クロード:だって僕お酒飲んでないし。
ドルチェ:え。それ何飲んでるんですか。
クロード:ブドウジュース。
リリアーナ:ええー!!クロード、クロちゃん、なんでぇ、なんで飲んでないのぉ
クロード:酒を飲まないと言えない話に意味を感じられない。
ウィンストン:酔っ払いの中にぶっ刺さりまくる名言だね、クロード……!
パティオ:エコー!!!
ドルチェ:大きい声出すなって
エコー:ぬわぁんだ!!パティオ!!
パティオ:……う、うう、ううううう
クロード:なんで泣き始めたの……
エコー:……パ、パティオ……なくなぁ、なくななのだぁ
パティオ:えーーーん!エコぉ……私、私、あなたのこともだいすきなんだからねぇ……
エコー:ぱ、ぱちお……あう、うううう、うあーーーん!!
エコー:私も君がだいすきだよぉ……えーーーん!!
パティオ:うううう、絶対、絶対まけないよ、私たち、絶対まけないいいいい
エコー:う、ううううう、ぱちおぉぉぉ
メイヴ:泣き上戸なんだな、お前たち……
ドルチェ:いや、まぁ、うん、そうっす、ね?
リリアーナ:よい、よいぞ……私の胸でぇ……泣くがいいよ……
エコー:あーーーん!お嬢ぅ~!
パティオ:リリアーナさんんんんんん
リリアーナ:うううう、よしよしよしよし
ウィンストン:フォローしてるのかややこしくしてるのか絶妙なラインだなぁ……
ドルチェ:すんません、なんか
クロード:ドルチェが謝ることじゃないだろ
ドルチェ:いや、それでも、同期っすから、俺たち。
エコー:ドルチェぇ!私はぁ、おまえのことぉ、前科者だと思ってたけどぉ、すきぃ……
ドルチェ:はいはい、ありがとさん
パティオ:私もぉ、ドルチェぇ、あなたが同期で良かったからぁ!!!
ドルチェ:はいはい、ありがとありがと
クロード:……ふふ、悪くないですね、こういうのも
メイヴ:そうだな、悪くない、悪くないよ、ほんとに
エコー:よおし!皆の者!ダーツをするぞぉ
パティオ:ダーツ!ダーツ!
リリアーナ:ダーツすき!まかせて!まけなーい!
クロード:ちょ、ちょっとリリアーナ、ふらっふらで本当に投げれる?
リリアーナ:もちろん!パズフ家のものとしてダーツは嗜みです!
ウィンストン:ははは……気をつけてね皆
ドルチェ:はあ、大丈夫かな、ちょっとついていきます、俺
メイヴ:大丈夫か?
ドルチェ:はい、俺、全然酔わないんで
メイヴ:いや、そうじゃなく
ドルチェ:え?
メイヴ:みんなと、変わっていけそうか?
ドルチェ:……へへ、はい、もちろん
ウィンストン:……あーあぁ、皆ふらっふら、大丈夫かな
メイヴ:案外ドルチェとクロードがしっかりしてるから大丈夫だろ
ウィンストン:だね、ふふ
メイヴ:……なんだよ?
ウィンストン:座長も板に付いてきたね、メイヴ
メイヴ:よせよ、お前に言われるとくすぐったい
ウィンストン:はい、お水
メイヴ:え?
ウィンストン:もう皆いないから大丈夫だよ、飲みなよ
メイヴ:……ふー、はは、ありがと
ウィンストン:お酒弱いのに、強がるんだから
メイヴ:ふぃー……ちょっとクラクラする
ウィンストン:少し寝ててもいいよ
メイヴ:……いや、寝ないよ
ウィンストン:そう?
メイヴ:ああ、見てたいんだ、あいつらの事。
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