green bootsシチュエーション【エコー・フォン・ベスティアンブラーヴェンの朝】
【説明】
当シチュエーションボイス用シナリオは、拙作「green boots」シリーズの
キャラクター達の日常生活を描写したものです。
キャラクターに成りきって、1人演技を行う目的で作成されたものになります。
【配役】
◆エコー・フォン・ベスティアンブラーヴェン:
あなたが演じる国立劇団のご意見番、兼天才ピアニスト。楽団のメンバーです。
作中女性ですが、性別不問とします。
おはよう!
今日もとても気持ちの良い朝なのだ!
……もう一度言おう。
おはよう!
なーんだ、元気というか、覇気が無いなあ。
もう一回いくぞ、よいか!
お!は!よ!う!
にゃはは。うむ、満足だ。
うん?今挨拶ごとき、と言ったか?
聞き捨てならないな、それは。
いいか、挨拶というのは自分の為にするのではない。
いつだって「相手の為に」するものだ。
今、当たり前だろう?と思っただろ。
しかし、君は「挨拶とは何なのか」を考えたことがあるか?
……にゃはは。
よいぞ、今、少し考え込んだだろう?
悪くないな。そうやって考え、疑問を持ち、答えを探す事こそがエクセレントブラボーだ。
挨拶とは、他人のためにする。
では、挨拶をすると他人はどうなるのか?を考えていくとひもとけるだろ?
難しい?にゃはは、仕方ないなあ。
挨拶って、一番簡単な「相手がそこに居てもいい理由」なのだ。
「おはよう」と言う。
「おはよう」と返す。
その瞬間に、人はその空間に居る事を許されるだろ?
もちろん、そんな誰かの許しなんてなくても人間は生きてもいい!
当然のことだ!
しかし、人は、誰かに認めてほしいだろう?
「そこにいてもいいよ」って。
「あなたは私のそばにいてね」みたいな。
挨拶とは、まさしくそれ、その第一歩目なのだ。
「存在を認める為の、表現」といった所だな!
にゃはは、じゃあ、最初に戻ろう。
君はとてもとても元気がなかった、覇気がなかった、そんな君の挨拶で
私はどんな存在証明を受けただろうか?
うーん?
もしかして~?
とても弱々しく、とてもとても認めてもらった感じの存在証明になってなかったのではないか~?
ふふ、もう一回?してくれるか?
じゃあ、改めて。
おはよう!
うむうむ、エクセレントウルトラスーパーブラボーだな!
どんなに嫌っていてもよい。
どんなに疎ましく思っていてもよい。
だが、そんな相手でも、存在を否定することだけは誰にも許可されてない。
だから、いつだって元気に挨拶するのだ。
そこにいても良いぞ!とな!
ん?嫌ってなどいないぞ、私は。
君の事も、楽団メンバーも、もちろん劇団員の全員。
私は愛して愛してやまない。
にゃはは、当然だろう?
だから、私はいつでもこの劇団で誰よりも元気に挨拶をしてやるのだ。
お前はここにいてもよいぞー!とな!
今日もビシバシしごいでやるぞー!なんて気持ちもあるかもしれんな!
にゃはは。
気持ちいいでしょ、挨拶って。
私はね、好きだよ、挨拶。
挨拶がかえって来ない時の、悲しさを知ってるからね。
んーん、なんでもない!にゃはは。
さ、今日の練習メニューの確認を共にしようではないか!
にゃはは!
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