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朗読詩「literature」

誰かの機嫌をとるために
本音が言えないなんていうクリエイターに
なるなよ
そこに葛藤はあるのか
いやあるんだろうな
あるんだからこそ
涙だって痛いよな

カーテンの裏に隠れて
誰が好きかなんて語った夜を
恥じることなんてないし
カッコつける必要もない
カッコよくないままで
恥ずかしげもなく泣いたっていいよな

若いヤツらが言うだろ
そんな大人になんかなりたくないって
そうだよな、俺らだってそうやって
足跡を消しながらボヤいてたんだ
何も無いところから
物語なんて産まれないだろ
そこに人生があったなら
そこには何も無いなんてこと
ないんだろうな

カーテンの裏に隠れて
誰が好きかなんて語った夜を
恥じることなんてないし
カッコつける必要もない
カッコよくないままで
恥ずかしげもなく泣いたっていいよな
涙だって痛いよな

コンビニでタバコも買えるようになったろ
それから自転車の2人乗りも
しちゃいけないなんてことわかるようになった
でも未だにさ、わからないのは
書けば文学って、誰が言った言葉なんだろうな

さよならは言いすぎて
そのあとに始まりがある事にも
慣れてきたよな
慣れすぎてもう
そんな事では心は震えない
震えない夜に感謝も出来なくて
心が落ちたことを
芸術的だなんて
言わせたくないよな

誰かの機嫌をとるために
本音が言えないなんていうクリエイターに
なるなよ
そこに葛藤はあるのか
いやあるんだろうな
あるんだからこそ
涙だって痛いよな

でも未だにさ、わからないのは
書けば文学って、誰が言った言葉なんだろうな

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